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早稲田大学生が農業の新しいスタイルを提案

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 JA埼玉ひびきのが抱える課題を早稲田大学の学生が合宿やワークショップ等を通じて研究し、学生視点で課題解決に取り組み提案する「早稲田大学プロフェッショナルズ・ワークショップ」の最終報告会が、10月27日、本庄市早稲田国際リサーチパークで開催され、JAや行政、地元農家、企業関係者ら30名が参加し、学生たちの最終報告に耳を傾けました。
 
 早稲田大学とJAが連携した農業への取組は10年以上前から交流があり、プロフェッショナルズ・ワークショップという形での連携は今回で2年目となります。昨年に引き続き4名の学生が参加し、7月のオリエンテーションを皮切りに、8~9月に行った3回の集中合宿を経て、管内農業の現状を調査したり、JA職員や農家からの意見を集めました。

 今回JAが学生達に課したテーマは「本庄児玉地域で新しい農業スタイルを提案せよ」という内容。
 農業従事者の高齢化、後継者不足、耕作放棄地の問題など、管内農業を巡る様々な課題を認識し、学生たちは独自の視点で新しい農業スタイルを模索し、最終報告会に臨みました。

 学生たちが提案する新しい農業スタイルは「Whagree(ワグリー)」と呼ばれる農業共同体を作り、JAや行政などの地域が一体となって都心から農業に興味のある人たちを呼び込み、管内に設けた指定の圃場に定期的に訪れて野菜の定植から収穫までを分業して行い、受入農家の支援を受けながら最終的に出荷して収入を得るというもの。事前調査としてアンケートを実施し、ゼロから農業を始めるという不安やリスクが高いと受け止められた若者や農業に関心のある人たちを念頭に考えた農業スタイルとなりました。発表の中では「ガチ農業」「雇われ農業」といった、学生らしい発想の言葉も飛び交いました。

 発表した学生の一人、山本奈々さんは「Whagreeという名称は、早稲田(WASEDA)のWと、本庄(HONJO)のH、農業を表す英語Agricultureや全員が納得する同意のAgreeなどを組み合わせて作った言葉。JAや行政、既存農家、ワグリー参加者たちが小さなウィンウィンを作りながら成立させていく新たな農業スタイルを考えた」と解説。報告を受けた金井組合長は「細かい部分は詰めが必要だが、学生らしい柔軟な発想を聞かせて頂いた。本庄児玉地域の農業について、早稲田大学生が真剣に考えてくれたことが何よりも嬉しい」と感想を述べ檄を飛ばしました。他にも本庄市長、美里町長、上里町副町長などが講評を行い、学生たちは来賓からの意見を熱心に聞き入れました。

 JA側職員の代表を務めた五十嵐営農統括課長は「早稲田大学と農業の連携を始めてから、年々、絆が深まっている。OBとなった学生たちも本庄児玉地域に定期的に訪れ、新しい交流が芽生えてきているのは良い傾向である」と今回のワークショップへの感想を述べ、「JA職員にとっても勉強になる事が多い。今後もこのような連携を進めていきたい」と力強く語りました。

(合宿時からの風景)
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●初めて訪れた管内の圃場でナスの収穫を体験した学生たち(8月合宿時)

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●同じくオクラの収穫体験を管内圃場で実施(8月合宿時)

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●学生たちとJA職員たちの初ミーティング風景。現状の課題などを報告し合いました(8月合宿時)

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●JAの直売所を視察(8月合宿時)

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●管内農家の圃場を視察(9月合宿時)

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●合宿を通じて取りまとめた課題をホワイトボードに纏めました(9月合宿時)

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●中間発表を前にJA職員と内容を検討する学生達(9月合宿時)

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●最終報告会風景(10月27日)

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